乳がん最速ランナー×水墨画 ピンクリボン活動報告

【支援先と支援方法について】

この度は、あんみつ姫×水墨画=社会貢献チャレンジにご賛同いただきありがとうございます。

皆様からお預かりした支援金は寄付するだけではなく、
未来につながる取り組みのために使用させて頂きたいと考えています。
そこで和美さんに相談し、東京・豊洲にあります「マギーズ東京」へ訪問する機会を頂きました。

10月の終わりに実際にマギーズ東京へ行ってみると、天井が高く広々していて、
光が差し込むとても風通しのいい空間でした。


部屋のテーブルには、お庭で摘んだと思われる花が活けられており、
施設からはすぐそこに海が見え、施設前には手の行き届いた畑がありました。

施設の至る所に生きている事を五感で感じられるような工夫がなされていて、大袈裟ではない心配りと必要なものを必要な方が全身で受け取れる豊かさにとても感銘を受けました。

患者様ご本人だけでなくそのご家族や、ご友人など、施設を必要とする方が穏やかな気持ちになれる何かをさせて頂きたくて、ご担当頂いた看護師さんに支援方法と支援金の使い道を相談させて頂きました。

施設の看護師さんと実現可能なアイディアなどをお話しさせて頂き、企画チーム内で相談した結果、
みなさんにご購入頂いたTシャツの利益は「花畑活動」に支援させて頂くことに致しました。

「花畑活動」とは、専門のガーデン部の方の管理の元6月と10月の年に2回
施設の入り口にある花畑を耕し、花の種付けを行う活動です。

種付けは「たねだんご」というものを作って行うのですが、
「たねだんご」とは東日本大震災での復興の際に種を植えても発芽が叶わなかった大地に対して発芽をサポートし、
芽を生やすための手法として用いられた方法と伺っております。
施設前の花畑には季節毎にラベンダーやネモフィラなどの花が咲き誇り、施設を訪れる方々を迎えてくれるそうです。

ただし、シーズン毎の花畑を作るには結構な量の腐葉土や石灰が必要だそう。
詳しくお話しを伺う内にみなさま一人一人からのご支援が大地の役割となるこの取り組みにとても魅力を感じ、
企画チームで相談させて頂き花畑活動で使用する土や肥料、種などを支援させていただく事と致しました。

年に2回の花畑活動は、事前申し込みをする事でどなた様もご参加頂くことが可能です。
※現在訪問には事前予約が必要ですので、お申し込みや詳細についてはマギーズ東京様のホームページをご覧くださいませ。

皆様からのご支援が基盤となり施設を訪れる方々に喜んで頂けるような形でお届けしたいと思います。

▼マギーズ東京とは
マギーズ東京は、がんを経験した人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独な時、気軽に訪れて、安心して話せる、また自分の力を取り戻せるサポートもある、英国生まれのマギーズキャンサーケアリングセンター(マギーズセンター)の初めての日本版です。

▼マギーズ東京
https://maggiestokyo.org/about

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